ヒマワリで笑顔になろう!明るく元気な花言葉と品種紹介

 

ヒマワリの特徴と由来

 ヒマワリは、キク科ヒマワリ属の植物で、北アメリカ原産の一年生草本植物です。日本では明治時代に導入され、現在は夏から秋にかけて、道路脇や公園、畑などでよく見かけるようになりました。

 この花の特徴は、茎の先に大きな頭花をつけ、その中心には多数の小さな花が集まっています。また、その頭花は太陽に向けて常に向きを変えるため、「向日葵(ひまわり)」という名前がつけられました。

 ヒマワリは、その大きな花と明るい黄色が魅力的で、絵画や詩のモチーフとしてもよく使われています。また、種子から油を取り出すことができるため、食用や食用油の原料としても利用されています。

ヒマワリ 東北八重

ヒマワリを飾る

 ヒマワリの切り花を飾る際は、花瓶や器に水を入れる際に、浅め(2〜3cm)に注ぐことがポイントです。また、花の茎を少しカットすることで切り口を新しくすることで、花が長持ちします。

 切り花を飾ることで、ヒマワリの明るい黄色が部屋を明るくし、元気や活力を与えてくれます。また、花が大きく、存在感があるため、デコレーションのアクセントとしても活躍します。季節感を演出するためにも、夏から秋にかけて飾るのがおすすめです。

 ヒマワリの切り花は、花束やアレンジメントとしても素敵なプレゼントになります。贈り物にもぴったりの花です。

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ヒマワリを育てる

ヒマワリの鉢花を育てるためには、次のポイントに注意しましょう。

  • 日当たりの良い場所を選ぶ
    ヒマワリは、太陽が大好きです。日当たりの良い場所を選び日光浴をさせましょう。でも、夏場の日差しは強いので、午後の直射日光を避けるため、半日陰に移動させることがおすすめです。
  • 適度な水やりをする
    鉢土が乾いているときに、たっぷりと水を与えます。ただし、水を与えすぎると、根腐れを起こしてしまうことがあるため、適度な水やりを心がけましょう。
  • 肥料を与える
    鉢植えの場合、栄養分を吸収し尽くしてしまうことがあるため、適度な時期に肥料を与えることが大切です。春から秋にかけて2週間に1回程度与えます。
  • 刈り込みをする
    茎が伸びすぎたり、葉っぱが黄色くなった場合は、刈り込みをすることで新しい芽が出やすくなります。

以上のポイントに注意して、ヒマワリの鉢花を育ててみましょう。明るい黄色が印象的で存在感があり、お庭やベランダ、玄関先などでインパクトのある装飾として楽しむことができます。

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ヒマワリの花言葉

ヒマワリの花言葉は、愛情、崇拝、永遠の愛、希望といったポジティブな意味があります。その特徴的な姿勢から、愛情に満ちた心を表現する花言葉とされることが多く、また、太陽のように輝く花姿から崇拝を表現する花言葉とされています。さらに、一度咲いたら長い間その姿を保ち続けることから、永遠の愛を表現する花言葉とされることがあります。そして、ヒマワリの種子は、自然界でもっとも多くの種子を持つことが知られており、新たな命を育む希望を表現する花言葉とされています。贈り物やお祝い事、または自分自身を励まし、元気付けたいときにもぴったりの花といえます。

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ヒマワリにまつわる物語

 ヒマワリにまつわる物語は、古代ギリシャの神話から現代の文学作品まで、様々な形で存在しています。特に、太陽神アポロンに恋した少女がヒマワリに変身するというギリシャ神話は有名です。また、小説『花言葉』では、ヒマワリを通じて過去の思い出や未来への希望を描いた物語があります。さらに、画家ゴッホが描いた『ひまわり』シリーズは、友人との関係が壊れた後に描かれた作品で、色や形が次第に暗く歪んでいくというエピソードがあります。ヒマワリにまつわる物語には、感動的なものが多く、親しまれています。

ヒマワリ 東北八重

ヒマワリのオススメ品種

 おすすめの切り花のヒマワリ品種はいくつかあります。たとえば、タキイ種苗が開発したサンリッチシリーズは、べと病に強く花もちが良いため、扱いやすい品種です。また、サカタのタネが開発した画家シリーズは、黄色や赤色の花びらに筋模様が入り、絵画的な美しさがあります。オランダ生まれのビンセントシリーズは、大輪で草丈も高く存在感があります。アメリカテキサス州生まれのムーランルージュは、濃いチョコレート色の花を咲かせ、枝分かれして多くの花をつけるため、切り花やドライフラワーに向いています。最後に、ヒマワリの園芸品種の一つである東北八重は、黄橙色の八重咲きで、花の中心部も細い花弁でびっしりと満たされています。切り花にすると上品で、とても使いやすい品種です。

ヒマワリ 東北八重

 ヒマワリは私たちの生活に馴染みのある花です。私も子どものころ、学校でヒマワリを育てたことがあります。夏の日差しに映える黄色い花は、心を明るくしてくれます。ぜひ、お部屋に飾ってみてはいかがでしょうか。

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